●平成23年度「学校保健統計調査速報」の公表について~文部科学省 (2011年12月15日)
文部科学省のホームページで、「学校保健統計調査速報」が公開されています。
この調査は、学校における幼児・児童および生徒の、発育および健康の状態を明らかにすることを目的に、行われています。調査対象は、満5歳から17歳までの幼児・児童および生徒の一部です。
調査事項は、児童等(児童および生徒)の発育状態(身長・体重および座高)、児童等の健康状態(栄養状態・脊柱と胸郭の疾病・異常の有無、視力、聴力、眼の疾病・異常の有無、耳鼻咽喉疾患・皮膚疾患の有無、歯・口腔の疾病・異常の有無、結核の有無、心臓の疾病・異常の有無、尿、寄生虫卵の有無、その他の疾病・異常の有無および結核に関する検診の結果)です。
調査は、昭和23年度から毎年実施されていました。調査期日についてですが、学校保健安全法による健康診断の結果に基づき、平成23年4月1日から6月30日の間に実施されています。
結果の概要は、以下のようになっています。
発育状態においての「身長」は、平成23年度においては、親の世代と比較して、もっとも差がある年齢は、男子では12歳で2.5cm、女子では10歳で2.0cmそれぞれ高くなっていることがわかりました。
「体重」においても同様で、平成23年度において、親の世代と比較して、もっとも差がある年齢は、男子では12歳で2.6kg、女子では10歳で1.6kg重くなっていることがわかりました。
生活環境が変わる分、発育状況や健康状態は同じ年齢で比べても昔と今では違うはずで、そこは気になりますね。
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投稿者 kksblog : 2011年12月15日 12:53