教育家庭新聞社
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この企画展では、パネル展示や体験展示で自分たちの体を知ることができます。まずパネル展示では、私たちの体にある細胞の数や、細胞が一定の周期で入れ替わる「変化」について、身近な爪の成長、皮膚の細胞の入れ代わりなどを例に挙げてわかりやすく体のことを学べます。

体験展示では、ゲームで体のしくみを学んだり、皮膚の角質層を観察したりできます。ゲームでは、体の中の器官、特に臓器について、場所や働きを学びます。「角層チェック」とは美容に関するCMなどで耳にすることも多いですが、皮膚のもっとも外側にある、厚さ0.02ｍｍの層のことです。これは研究によって保湿や外界からのバリア機能に重要なことがわかっています。この角層を実際に使用されている装置を使用して観察することができます。

体の内側・外側について学んだら、「自分体験チェック」にチャレンジしてみましょう。顔年齢チェックや注意力チェックなど、大人のほうがどきどきしそうな体験展示があります。顔年齢チェックは名前のまま、デジタルカメラの顔画像認識技術を応用して「何歳に見えるのか」試してみるものです。注意力チェックは5種類の音の中から、ターゲットとなる音を聞き分けて合図をするもので、実際に医療分野で用いられている装置を参考に製作したものです。

自分のからだを知ることは、自分を大切にすることにもつながります。日々変化していくからだ、がんばっているからだを、大切にあつかおう、いい食事やいい睡眠をとろう、と考えるきっかけになるかもしれませんね。

自分のからだの“今”がわかる企画点を開催中：ソニー・エクスプローラサイエンス