●古川宇宙飛行士と長期滞在クルーによるISSのミッション報告会を開催 (2011年12月12日)
国際宇宙ステーション(ISS)の第28次/第29次長期滞在クルーとしてISSに滞在した古川宇宙飛行士と、マイケル・フォッサム宇宙飛行士、セルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士による、ISS長期滞在ミッション報告会が、1月に東京・渋谷で開催されます。
この報告会は古川宇宙飛行士が日本に帰国する機会に合わせて開催されるもので、ISSにともに滞在したクルーもさんかするISS長期滞在ミッションと、古川宇宙飛行士が長期滞在中に行った、医学分野の宇宙実験の成果について報告されます。
日程は2012年1月16日(月)18時開演、場所は渋谷区文化総合センター大和田 4階 さくらホールです。対象は高校生以上で、入場は無料ですが事前の申し込みが必要です。インターネット、FAXまたは往復はがきで申し込みができます。申し込み締め切りは12月21日(水)、定員は600名で応募者多数の場合は抽選となります。
長期滞在ミッション報告会では、ISS長期滞在宇宙飛行士がISSで実際に行った活動の様子、宇宙で見たこと、感じたことを、写真や映像を交えながら聞き、見ることができます。古川宇宙飛行士だけでなく、船長のフォッサム宇宙飛行士、フライトエンジニアのヴォルコフ宇宙飛行士の話も楽しみですね。
よくわかる「きぼう」の実験成果シンポジウムでは、「きぼう」日本実験棟にて行われた医療分野の実験についての紹介を行います。紹介される実験は「骨量現象の予防対策実験」、「筋肉の萎縮のメカニズムを調べる実験」、「インフルエンザの創薬につながるたんぱく質結晶生成実験」で、それぞれ関係する大学の研究者が登壇し、古川宇宙飛行士の話も交えて紹介します。
今回紹介されるたんぱく質結晶生成実験がインフルエンザ薬の製造につながるように、宇宙開発や宇宙実験は、低重力でしかできない産業の発展という面でも注目されています。新しい可能性を広げてくれる宇宙という場所を、より深く知ることができそうですね。
JAXA|古川宇宙飛行士 国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッション報告会 及びよくわかる「きぼう」での結果シンポジウム~健康。医療に向けて~の開催について
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投稿者 kksblog : 2011年12月12日 11:16