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日本HPが教育市場向けソリューションを強化 (2011年12月06日)

日本ヒューレット・パッカード社(以下、日本HP社)は、教育市場向けの新ソリューションとして、低コストで導入できる授業支援ソフトウェア「HP ClasroomManager」と、PC室の導入・管理コストを低減できる「HP MultiSeat Computing」のアクセスデバイス新製品「HP MultiSeat t200 Zero Client」を発表し、国内での「HP Classroom Manager」の販売を京セラ丸善システムインテグレーション(以下、KMSI)に委託することで教育市場への訴求及び販売を強化すると発表した。

12月5日、同社で行われた製品発表会で、日本HP社の岡隆史取締役は、「教育分野で強力なKMSIと組むことで、教育分野に最適化したHP製品を提案・紹介していく。今日はその意思表明である」と挨拶した。

HP MultiSeat Computing 1台のPCを複数人でシェアすることで、低コストかつ運用管理の負荷軽減、低消費電力を実現する、主にPC教室や図書館でのフリー端末に有効なシステム。1台のPCで5~10人が利用できる。同社では、HP MultiSeat Computingの導入により、管理コストは約1/5、ハードの導入コストは約1/2、消費電力8割減が実現すると言う。
今回新発売されたアクセスデバイス「t200 Zero Client」は、最大14台までPCを稼働でき、ホストPCとの接続はUSB及びイーサネットが選択できる(t150はUSB接続のみ)。

授業支援ソフトウェア
HP ClasroomManager  
 HPでは、ヨーロッパで広く活用されている授業支援システム「HP ClasroomManager」を日本にも提供、より安価にPC教室や学習者用PCをコントロールできる授業支援を実現する。
1画面でクラス全体の作業画面を一覧できるサムネイル表示機能、教員や特定の生徒の画面を全員、もしくは特定の生徒に転送できる画面転送機能、グループ間やマンツーマンでのコミュニケーションが可能なチャット/メッセージ機能などを搭載。生徒から先生への個別の質問、先生から特定の生徒に向けた授業内容のフォローアップもできる。
また、先生のPCから生徒のPCの電源オン/オフ、ネットワークのログオン/ログオフ管理、生徒のキーボード、マウスのロックや生徒の画面ロック、児童生徒が閲覧できるWebサイトの制限、教室内のプリンター、USBメモリーなどへのアクセス制限といった管理機能も持つ。
専用サーバは不要で、インストール後すぐに活用できる。フル版と機能を限定した評価版(ライト版)があり、ライト版はWebからダウンロードできる。 これらのシステムと組み合わせ、マルチタッチとペンによる書き込みが可能な同社製スレートPC(11月末発売開始)を学習者用PCとして活用したり、簡易な電子黒板システム(日本発売は現在計画中)を活用することで、トータルなICTソリューションを提供できる。
 



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投稿者 kksblog : 2011年12月06日 17:57


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