教育家庭新聞社
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この調査は名前とその読み・漢字などを調査・分析しているもので、男の子の「大翔」は2006年から2009年まで連続1位という人気の名前です。昨年度は2位でしたが再び返り咲きました。力強く、堂々としていてほしい、という願いが感じられます。女の子の「結衣」は2006年以降毎年トップ10に入っていましたが、1位になったのは初めてです。人と人との結びつきを大切にしてほしい、という思いが込められているのでしょうか。

名前のイメージのランキングとしては、男女ともに「優しい・おもいやり」が1位となりました。女の子は連続1位ですが、男の子は昨年2位からランクアップしています。優しさ、おもいやりを大切にという願いは、東日本大震災の影響も考えられます。名前に使われた漢字のランキングで、今年人気が上昇したのは「陽」「希」「心」の3文字です。未来が明るくなるイメージ、思いやり、優しさのイメージは、不安や陰のある世相を払拭してほしい、という願いが込められているようです。

時代と共に子どもの名前にも流行がありますが、名前に込める想いや、大切に思う気持ちは変わらないでしょう。2011年という大きな試練の年に生まれてきた子どもたちが、健やかに育ってくれることを願います。

たまひよ名前ランキング/ベネッセコーポレーション