●多くの保護者が、子どもが「1歳までに」読み聞かせを始めている (2011年12月07日)
絵本・子育て・読み聞かせを応援するコミュ二ティ「mi:te(ミーテ)」が、会員を対象に行った「読み聞かせ」についてのアンケートを元に、「子育てに役立つ読み聞かせのコツ」3つのポイントと、「年齢別よく読んでいる絵本ランキング」をまとめています。これによると、83%が「1歳までに読み聞かせを始めた」と答えています。
1歳までの期間で、読み聞かせのスタート時期で最も多いのは0歳1ヶ月から0歳6ヶ月の間でした。全体の半数近くがこの時期に読み聞かせを始めています。読み聞かせをスタートさせた理由は「物を目で追うようになった」「笑顔が見られる」といった身体・情緒の発達に応じた人が多いようです。また「本を読んだら泣き止んだ」という子育てのテクニックもありました。
次に0歳7ヶ月から1歳0ヶ月までが約21%、胎教から始めていた、という答えも16%でした。7ヶ月以上になると「興味を持ち始めた」「言葉の上達が早くなると聞いた」など、子どもの変化に対応して、また促すために、そして胎教から始めている人は「赤ちゃんとのコミュニケーション」が大きな理由のようです。
読み聞かせをするときの工夫としては「子どもがすぐ手に取れる場所に絵本を収納している」ことを実践している人は9割以上でした。その他「読み聞かせをする絵本は、子どもが選ぶ絵本を中心に読む」「子どもがせがんだらできるだけ手を止めて読み聞かせをする」といった回答が多くなっています。また心がけていることとして、「パペットを使う」「時間帯に合わせて絵本を選ぶ」「読んだ結果を求めない」など、いろんな意見が挙がっていました。
人気の絵本は、エリック・カール「はらぺこあおむし」、松谷みよ子・瀬川康男「いないいないばぁ」、わかやま けん「しろくまちゃんのほっとけーき」などが挙がっています。その後10位までのランキングを見ても、10年、20年以上読み継がれている本が多く見られ、「良本」の普遍性が感じられます。
読み聞かせには様々な効果があると言われますが、最も大きな効果は親子のコミュニケーションの時間がとれることではないでしょうか。お話ができない小さな子でも、日中お父さん・お母さんが忙しくても、だれでも作れる幸せなひとときですね。
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投稿者 kksblog : 2011年12月07日 11:07