●日本と中国において「電子書籍」についてのアンケート調査~ネットマイル (2011年11月30日)
大規模ネットリサーチ事業を運営する株式会社ネットマイルが、2011年10月28日から10月29日にかけて、インターネット上の共通ポイントサービス「ネットマイル」の登録会員600名に対し、「電子書籍」についてのアンケート調査を実施しました。
また、2011年10月28日から11月1日にかけて、中国人パネル450名に対しても、同じアンケート調査を実施しました。
回答の結果からわかったことは、電子書籍の利用状況は、日本では約1割、中国では約7割、と、中国の方が圧倒的に多いことです。
また、今後の電子書籍市場に関する意識では、日本人の6割が「そこそこ発展する」と回答しているのに対し、中国人は6割弱が「大きく発展する」と回答しており、今後の電子書籍への期待感の違いも、浮き彫りとなる結果となりました。
電子書籍を利用する理由として、日本では「本の置き場所に困らない」という理由がもっとも多かったのに対し、中国では「入手の早さ」が1位でした。
また、利用する端末として、日本が「テスクトップPC」が1位であるのに対し、中国では「スマートフォン」が1位という結果となりました。日本では、「いつでもどこでも読める」という電子書籍の利点が、あまり重視されていないことが、うかがえる結果となりました。
日中の調査結果を比較してみて、中国人の9割以上の人が、電子書籍を利用希望であることがわかりました。対照的に、日本では過半数を超える人が「今後も利用したくない」という回答でした。
本の読み方はそれぞれであっても、常に本を読む習慣があれば、いいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年11月30日 12:31