KKSブログ: 「地域コミュニティとの協働による学校防災機能の強化」～文部科学省

東日本大震災をきっかけに、「学校の防災機能」の強化が喫緊の課題となっています。

文部科学省では、学校と地域コミュニティとの協働によって、今後、効果的に「学校の防災機能」の強化・充実に資する取り組みを推進していきます。

また、学校・地域相互の防災力の向上・強化を図るための支援メニューの整理・取りまとめを行います。

そして、以上のこととともに、文部科学省内に、タスクフォースを設置することとしました。「タスクフォース」とは、特別な任務を遂行するための部門・チームという意味です。

「地域コミュニティとの協働による学校防災機能の強化」の概要についてですが、まず「地域連携学校防災マニュアル」を作ります。

そして、小・中・高等学校などでは、自家発電設備等の補助制度の拡充を行いつつ、避難所としての防災機能の強化を図ります。

また、緊急地震速報等を活用しながらの「実践的防災教育推進事業」と、ＮＰＯ等による特色ある取り組みを支援する「復興教育支援事業」を行い、実践的な防災教育の実施をします。

一方、地域住民、ＮＰＯ等の関係団体、町内会・自治会、消防・警察・病院等の地域コミュニティでは、地域の課題解決のための学習活動等の支援としての、「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」を行います。それを踏まえた上での、地域ぐるみの防災教育・防災活動を行います。

いざという時には、一丸となって動けることが、普段の安心感に繋がりますよね。

教育家庭新聞社
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