KKSブログ: 関西館小展示「鉄道旅あんない」～国立国会図書

国立国会図書で開催される関西館小展示は、今回で第１０回目となります。今回の関西館小展示は、「鉄道旅あんない」と題し、鉄道に関する資料の紹介が行われています。

展示では、鉄道が開業した明治から大正にかけての関西館周辺の路線図や沿線案内のほか、鉄道会社の社史、鉄道車両の写真集、鉄道の旅に関する著作、時刻表など４３点が紹介されています。

そして、展示資料のほとんどを、手にとって自由に見ることができます。

開催日時は、平成２３年１１月１７日（木）～１２月２０日（火）（日・祝日以外）です。
開催会場は、国立国会図書館の関西館、地下１階総合閲覧室です。

展示資料には、さまざまなものがあります。

たとえば、関西鉄道株式会社線路及附近鉄道線路一覧略図や京阪電気鉄道線路案内といったものでは、開通していった過程なども、わかります。

阪神急行電鉄株式会社編の「梅田より神戸箕面宝塚へ」といって、現在の阪急電鉄神戸線および宝塚線の沿線を紹介したものも展示されています。

作間芳郎著の「関西の鉄道史～蒸気車から電車まで」では、関西の鉄道創世期から現代までの事情が詳しく述べられています。多くの民鉄が設立されては合併を繰り返し、今の姿になったことがわかる著作物です。

ほかに、「近畿日本鉄道１００年のあゆみ」や「京阪百年のあゆみ」などの展示も行われています。

普段、書店などで見つけられないような書物も、たくさん展示してありそうですね。

教育家庭新聞社
教材はこちら