●エネルギー問題の理解を深める次世代エネルギーパークに出かけよう! (2011年11月23日)
経済産業省の資源エネルギー庁が、全国にある次世代エネルギーパークをホームページで紹介、解説しています。
次世代エネルギーパークとは、小学生から高齢者まで国民各層が、新エネルギーを中心に日本のエネルギー問題への理解の増進を深めることを通じて、エネルギー政策の促進に寄与することを期待するもの。具体的には、このような趣旨に合致しているとともに、定められた要件に該当する施設を対象として、次世代エネルギーパークの計画の認定・公表を行なっています。要件は、地域特色を明確にしたコンセプトの存在、新エネルギー設備で発生した電気・熱が、パーク内や周辺地区で使用されていることなどが挙げられています。
紹介されている次世代エネルギーパークは、エネルギーの種類ごとに分類されています。その種類とは、風力発電、ソーラーカー、ソーラーシップ、太陽熱利用、バイオマス発電、コージェネ・トリジェネ、太陽光発電 メガソーラー、燃料電池バス、中小規模水力発電、地熱発電、バイオマス熱利用です。
それぞれのエネルギーのつくり方などの解説もあります。例えば、「バイオマス発電」とは、家畜の糞や、稲わらやおがくず、生ゴミなどをエネルギーとして電気や熱をつくります。廃棄物を減らして資源の有効活用ができ、必要に応じてエネルギーにかえられるので、天候などに左右されず安定した発電が可能です。
「コージェネ・トリジェネ」とは、コージェネレーションシステム、トリジェネレーションシステムのこと。コージェネレーションシステムとは、発電のときに出る余分な熱を再利用することで、ガスなどの燃料で発電するときに出た熱を、お湯を沸かすのに利用したり、暖房に利用したりします。トリジェネレーションシステムとは、さらに再利用のシステムを進化させたもの。コージェネレーションでつくられた電気と熱に加え、排ガスの中の二酸化炭素も、植物の成長に活用されています。
再生可能エネルギーを知るいい機会になりそうです。チェックしてお近くの次世代エネルギーパークに出かけてみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2011年11月23日 22:05