●情報通信の現況と課題、学べる子ども向けサイトも~総務省 (2011年11月17日)
総務省から『平成23年版情報通信白書』が公表されました。
毎年刊行されているもので、情報通信の現状や関連する政策の動向などを紹介するものです。平成23年度版は、「東日本大震災における情報通信の状況」、特集「共生型ネット社会の実現に向けて」、「情報通信の現況と政策動向」で構成されています。
「東日本大震災における情報通信の状況」としては、ICTインフラに対する甚大な被害を報告。これからの課題として、災害に強いICTインフラ環境づくり、デジタル・アナログの情報交換を十分に進めること、震災に関連したチェーンメールや悪質なメール等への対策、情報発信活動の周知が挙げられています。
「共生型ネット社会の実現に向けて」は、ICTにより国民生活がどう変わったかを挙げ、そこから浮かび上がる課題への対応を考えています。子どものICT利活用も考えていく必要があります。情報活用能力は親が高いと子どもも高い傾向など、子どものICT利活用に対する親の影響力は大きいようです。しかし、親子間で家庭内ルールに認識差があるなど、親子間でICT利活用への意識には差がみられるのが現状です。
総務省では、小中学生向けホームページ『情報通信白書 for Kids』を開設しています。インターネット、モバイル通信、ユビキタスネットワークなどについてわかりやすく解説してくれます。
メディアの歴史や情報通信社会について学べるページ、情報通信用語集もあります。これからは子どもも情報通信について早くから学ぶ必要がありますね。
総務省:情報通信白書平成23年版 ポイント
総務省:情報通信白書平成23年版 概要
総務省:情報通信白書 for Kids
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投稿者 kksblog : 2011年11月17日 10:59