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叱りすぎた!その後どうする? 子どもへの接し方についてのアンケート (2011年11月15日)

oyako_111115.jpg子どもを叱らない日、怒らない日ってあるでしょうか?「そんな日はない」「ありえない」と答える保護者がかなり多いのではないでしょうか。毎日叱っているうちに、「感情にまかせて叱りすぎた」と反省する日もままあるでしょう。

Benesse教育情報サイトでは、子どもとの接し方についてのアンケートを実施しました。教育情報サイトのメンバーで、小学校1年生から中学校3年生の子どもがいる保護者を対象に、子どもへの接し方で後悔していること、現在の子どもとの関係、後悔している内容と理由、後悔しないよう気をつけていること、を質問しています。この結果、8割以上の保護者が「子どもへの言動」について後悔した経験があると回答しています。

子どもに対する言動で後悔したことについて、その内容として「言い方が良くなかった」「感情的になりすぎた」「叱りすぎた」がそれぞれ6割を超えました。中でも最も後悔していることは、「感情的になりすぎた」を上げる保護者が多くなっています。その場の感情に左右されたり、同じ事を繰り返し注意していることに腹を立てたりして、声を荒げてしまった、ヒステリックになった、といった声が寄せられています。

後悔した後、どのように対処したかについては、「後悔していることについて、自分の考えやその時の状況を子どもに説明した」という保護者が4割で最も多く、次いで「子どもに謝った」「ほかのことで優しくしたり、歩み寄ったりした」といった回答がありました。具体的には、少し時間をおいてから、まず叱りすぎたことを謝り、なぜ叱ったかを丁寧に説明する、というやり方が多いようです。また夫婦で、「なぜ叱られたのか」を説明する役割を分担したというケースもありました。

反省から、今後は後悔しないよう気をつけているという保護者は8割以上で、「叱っている最中に深呼吸」「言うべき事を絞って短時間で叱る」「自分の体調・感情の変化に注意する」といった心がけをしている反面、「どうしても気になってしまう」と悩む声も上がっています。

子どもを叱ることは、必要であってもなるべくしたくないものです。どこまで見守るのか、どこから叱るのか、毎日同じことで叱っている気がする、などなど、悩みは尽きません。親も、大人も一人の人間なのですから、時に感情的になるのは仕方ありません。大切なのは感情的になった後の対処、そして叱りすぎてしまったときの気持ちを子どもに分かってもらうことではないでしょうか。後悔も経験のひとつとして、一緒に成長していけるといいですね。

8割以上の保護者は叱りすぎてしまったことを後悔している!【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】



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投稿者 kksblog : 2011年11月15日 22:12


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