●放課後児童クラブ数は前年比615箇所増 待機児童は4年連続で減少 (2011年11月09日)
文部科学省は、留守家庭の子どもの子どもに放課後の遊び場や生活の場として提供する放課後児童クラブについて調査をし、平成23年についての結果を発表しました。これによると放課後児童クラブ数は2万561箇所となり、児童クラブに入所できない待機児童数が7,408人であり4年連続して減少しています。
全国に普及してきている児童クラブですが、20,561箇所、受け入れ児童数は83.3万人に登っており、実施する自治体の割合は90.7%になっています。一つの施設の受け入れ人数としては、20人~35人のクラブが全体の29%と一番多く、36人~56人のクラブは全体の半数以上を占めています。
クラブの利用できる開設日数は増える傾向、終了時間については遅くなる傾向があり、利用者の様々なライフスタイルに合わせて広がっているようです。開設日数では280日~299日が全体の78%、終了時間については19時までの施設が半数を超えた50.7%でした。
児童クラブに子どもを預けて働けるのは、安心して仕事をすることができ、保護者にとっては無くてはならない場所です。今ほど児童クラブの充実していなかった平成19年には、待機児童が1万4千人以上あり、仕事を辞める選択をせざるをえない保護者もいました。この待機児童数がおよそ半数近くの7,408人になったのは多くの方のご尽力の賜物でしょう。
しかし現在でも、子どもの預け場所に困っている人がこれだけの人数がいます。これ以上の充実と質の確保をお願いしたいものと思います。
« 明治大学が創立130周年記念国際シンポ「ファッション・ビジネス教育の世界展開」 | トップページへ 「電気づくり〜発電機を作ってあかりをつけよう!〜」国立科学博物館 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年11月09日 10:54