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●大震災以後の学校防災対策事業事例集 防災機能の向上を推進 (2011年11月08日)
3月11日の東日本大震災では、想定をはるかに超える大惨事が発生したことを受けて、地域の避難所となる公共学校の防災対策の充実が緊急課題となっています。文部科学省では各省庁と連携し、これまでに実施してきた公立学校施設整備に関する防災対策事業活用例集をホームページ状に掲載し、学校施設を含めた地域の防災機能向上に取り組んでほしいとしています。
サイトでは具体的な事例を写真を添えて紹介されており、整備を行った背景、効果、課題、留意点のほかに整備に要した期間と事業費、各省庁からの補助金などより具体的に開示されています。イメージしやすく紹介されています。
新潟大震災の経験を踏まえて作られた半屋外の屋根つき広場と水栓付き貯水槽や、太陽光発電パネルと蓄電装置を設置、公共下水管を利用した架設トイレ設置用の設備など、現在注目される設備工事例など、さまざま紹介されています。
公共学校施設は、災害発生時には避難所として地域に解放され、今回の大震災でも大いに役立ちました。しかし津波対策やライフラインの確保、寒さ対策など多くの課題として残りました。
教育の場としての学校を守ることに合わせて、避難所ほのか地域コミュニティの拠点としてなど、多くの機能を要求される学校施設です。それだけ地域にとっては大切な場所といえますね。
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投稿者 kksblog : 2011年11月08日 14:10
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