●学校とISSとがつながるチャンス! 交信イベント・映像収録企画募集中 (2011年11月10日)
地上から約400km上空を周回している国際宇宙ステーション。現在、日本からは古川聡宇宙飛行士が第28次/代29次長期滞在クルーとして滞在しています。さらに2012年初夏頃から、第32次/第33次長期滞在クルーとして、星出彰彦宇宙飛行士が、フライトエンジニアとして長期滞在する予定となっています。
現在JAXAでは、星出宇宙飛行士との交信イベント、および映像収録企画について、企画提案の募集を行っています。NASAテレビ映像配信を利用し、リアルタイムでISSと音声交信ができるのです。地上の映像はISSに届きませんが、宇宙からの映像は地上に届くので、自分たちと話している星出宇宙飛行士、ISSのリアルタイム映像を見ることができます。
交信イベントは、下記の3種類の枠で募集します。
1) 教育交信イベント:学校、科学館等での生徒、または教師と宇宙飛行士との交信(4件程度)
2) メディア交信イベント:宇宙飛行士とメディアによる交信(4件程度)
3) メディア教育交信イベント:高校以上の学生と宇宙飛行士による科学技術などをテーマとしたメディアが主催もしくは協力する教育的内容の交信(1件程度)
同時に募集する映像収録企画は、「きぼう」内で台本などに沿ってハイビジョン映像を撮影するもので、地上との交信はありません。いずれも募集締切は2012年1月6日(金)、2月頃に選定結果が発表されます。
応募には、イベントごとや全てに共通の条件、評価基準があります。例えばISSへの持ち込み品が不要であること、事前準備のために宇宙飛行士の時間を要することがないこと、ISSはグリニッジ標準時を基準としているため、に日御時間平日20時から翌4時頃までの間の20分間の交信または録画に対応すること、などなど、「宇宙飛行士の活動を妨げない」ことが原則となっています。
学校や自分の町の科学館と、ISSと回線がつながって、あこがれの宇宙飛行士と話ができるなんて、夢のような出来事でしょうね。子どもたちの夢を現実にしたい!という教育機関のみなさん、ぜひ応募してみてはいかがでしょう。
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投稿者 kksblog : 2011年11月10日 09:46