●震災ボランティアを単位認定する国立大は4割~毎日新聞 (2011年11月15日)
毎日新聞社が、東日本大震災の学生ボランティアについて、すべての国立大学にアンケート調査を実施しました。
調査結果によると、約4割の大学が単位として認定していることがわかりました。
「単位として認めている」と答えたのは、今回の震災で大きな被害を受けた3県にある岩手大、東北大、福島大を含む32校。1995年に阪神大震災に見舞われた兵庫県の神戸大と兵庫教育大、2004年の中越地震と2007年の中越沖地震があった新潟県の新潟大、長岡技術科学大、上越教育大も認定しています。
単位とする内容は、大半は事前交互と30~60時間程度のボランティア、事後のリポートの組み合わせで、1~2単位を与えているようです。
単位を認定する理由は、約7割が教育的効果に期待しているからです。自主性や積極性などの資質を養う、社会連携の理念について認識を深めるといった考えによるものです。
復興支援に言及した大学もあります。福島大は「ボランティア参加を後押しすることで被災地支援につなげる」、東京大は「社会的公共性を有する総合大学として復興支援は責務」と強調しています。
一方、単位認定しない大学は、その理由として、無償のボランティアと単位を結びつけることに抵抗があるといった点が挙がっています。
文部科学省は4月に、ボランティアを授業の一環と認めることを通知して活動を後押しましたが、、浸透しきれていないことから、対応は割れています。ボランティア活動については、さまざまなとらえ方がありますから、まずは学生自身、自己責任で判断することが求められますね。
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投稿者 kksblog : 2011年11月15日 18:37