●子どもの読書活動を推進するために現状を調査~香川県 (2011年10月28日)
香川県では、子どもの読書活動に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しています。子どもをとりまく読書環境の現状や、「香川県子ども読書活動推進計画」における努力目標の達成状況を把握し、今後の方策に活かすために、実態を調査しています。
保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の幼児・児童生徒を対象とし、6月に実施。本を読むことが好きな幼児・児童・生徒の割合をみると、上の年代にいくほど好きの割合は減少。しかし、昨年度に比べて全ての年代で増加し、特に中高生は過去最も高い割合となりました。
家庭での読書頻度とみると週1回以上本を読んでいる割合は、幼児85%、小学校低学年が84%、高学年が74%で調査開始後最も高い割合です。中学生45%、高校生34%であり、課題はあるものの、読書習慣が順調に定着していることがうかがえます。
人気の本は、幼児は「アンパンマンシリーズ」、「ぐりとぐらシリーズ」が常にランクイン。昔話や名作なども読み聞かせの定番になっています。小学生は「かいけつゾロリシリーズ」、「怪談レストランシリーズ」は常にランクイン。小学生の定番です。中学生は「日本の歴史シリーズ」が常にランクイン。また、中高生ともにベストセラーを映画化した本、ライトノベルなどの人気が高くなっています。
香川県では、「こども読書まつり」、「香川県子どもの読書活動<23が60ファミリー賞>」、「親子読み聞かせ教室」、「学校での読書活動の推進」といった取り組みを実施。読書を意識、実践するいいきっかけにもなるようです。多くの本を読むことで、感動し、豊かな心を育んでくれるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年10月28日 02:22