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定住外国人の子どもの教育に関する政策の進捗状況は?~文科省 (2011年10月25日)

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文部科学省が、定住外国人の子どもの教育に関する政策の進捗状況を公表しました。

平成22年5月に公表した「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」の意見を踏まえた政策のポイントの中の、「入りやすい公立学校」を実現するための3つの施策、学校外における学習支援、外国人学校における教育体制の整備、留学生に対する日本語教育や就職支援、更に検討を要する課題についての現在の状況になります。

「入りやすい公立学校」を実現するための3つの施策とは、日本語指導の体制の整備、定住外国人児童生徒が、日本の学校生活に適応できるよう支援体制を整備、入学・編入学する定住外国人児童生徒の受入れ体制について、制度面の検討を含め、環境整備を行うとともに、上級学校への進学や就職に向けた支援を充実させること。適応指導・日本語指導等に関するガイドラインの作成したり、外国人児童生徒への対応のノウハウの共有化を図ったり、日本語能力が不十分な親の支援を行なっています。

学校外における学習支援についてのポイントは、子どもだけでなく、大人に対する日本語学習についても充実を図ること。教材等を作成するとともに、大学や日本語学校等と連携して、日本語学習を進めています。

外国人学校における教育体制の整備についてのポイントは、ブラジル人学校等が充実した教育内容を提供できるようにすること。認可権を有する都道府県に対して、適切な範囲内での基準の適正化を求めています。

留学生に対する日本語教育や就職支援のポイントは、留学生に対する日本語教育や就職支援の抜本的な充実を図ること。産業界とも連携し、就学支援のためのプログラム等の構築を進めるとともに、留学生に対して優れた就職のための日本語教育を行っている大学等への支援を行なっています。

その他に、外国人の受入れに関する基本方針の策定、日本語教員等の養成・研修のあり方、日本語教員等の養成・研修のあり方などさまざまな課題があります。これらは、関係府省庁、自治体等の関係機関が連携して総合的に取り組むべく、今後検討を行なう必要があります。

定住外国人の子どもたちの教育環境がさらに改善され、雇用、社会保障なども充実するといいですね。


「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」の意見を踏まえた文部科学省の政策のポイント 現在の進捗状況について:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2011年10月25日 17:22


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