●コンタクトレンズの着装は低年齢化の傾向 正しい知識が必要! (2011年10月24日)
コンタクトレンズ「アキュビュー」のメーカーであるジョンソン&ジョンソンは、10月10日『目の愛護デー』にちなんで、学校の養護教諭に対するコンタクト着用に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しています。
これによると、小学生高学年でD判定(視力0.3未満)をうける児童・生徒が増え、視力低下が進むなか、コンタクトレンズ着装の低年齢化が進んでいると養護教諭の83%が感じています。着装の理由は中学で始まる部活を心配した「スポーツのため」とする男子に対し、女子では「メガネの見た目」を理由にするのが大きいようです。
養護教諭の視点から見ると、コンタクトレンズの着装そのものに対しては80%を超えた教諭が賛成しているものの、正しい知識が何より大切だとも指摘しています。
コンタクトレンズ着装のトラブルとして、小学生では正しい知識不足が圧倒的で、中高校生になると不十分なケアと誤った使い方にあるようです。
具体的には…
・ 基本的なこと(手洗い、着想時間、管理等)の理解不足
・ コンタクト着装時に、メガネを持っていない、容器を持っていない
・ 度数が合っていない
・ 交換の時期が過ぎてもそのまま使い続けている
・ おしゃれ目的だけにカラーコンタクトを乱用
・ ディスカウントやネットショップで、医師の診察なしで着用
コンタクトレンズの着装について、児童生徒ばかりではなく、保護者の知識や認識の不足をも感じるところが大きいようです。
角膜にキズがついている状態で、コンタクトレンズを使い続けると重症化してしまいます。定期的に眼科医の診察や検査を受け、正しい知識と認識をもって、快適なコンタクトレンズライフを送って欲しいですね。
ジョンソン&ジョンソンでは、「中学生・高校生のためのコンタクトレンズ概要」という冊子を作成し、全国の中学・高校の養護教諭を通して配布しています。これを機会に、自分の使い方を再チェックしてみてください。
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投稿者 kksblog : 2011年10月24日 15:47