●好き、観るスポーツは野球、サッカーが1位と2位 好きなブランドはナイキ (2011年10月22日)
株式会社マクロミルと三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社により、「2011年スポーツマーケティング基礎調査」が実施され、結果が公表されています。
スポーツを「することにも見ることにも、大きな関心がない」人は増加傾向にありましたが、今回の結果では歯止めがかかっています。その一方で、「することも見ることも好き」および「見ることのほうが好き」な人が微増しました。「することのほうが好き」な人は2年連続の減少となっています。
スポーツ参加市場規模は約2.9兆円で、初の3兆円割れとなりました。また、過去1年間にスタジアム・競技場でスポーツ観戦をした人は25.6%と昨年の26.8%から微減となっています。
観戦者一人当たりの平均観戦回数は3.3回で、昨年と同じです。観戦一回あたりの支出額は7,059円で前年比4.2%減、年間では23,245円で前年比18.5%減と減少しました。
今回調査では、さらにスポーツ関連のメディアに対する支出状況について調べています。対象は、スポーツ関連の「書籍、雑誌、ハンドブック等」「CD、DVD」「有料放送」「インターネット有料配信」「ゲームソフト」の5種類。そのうち25.3%が、これら何らかのスポーツメディアに対して、過去1年間に支出を行っています。
種類別には、「書籍、雑誌、ハンドブック等」の支出率が14.9%で最も高く、次いで「ゲームソフト」が8.4%という結果になりました。
「最も好きなスポーツ」「よく観るスポーツ」共に、8年連続で「野球」「サッカー」が1位と2位になりました。サッカーは、ワールドカップ南アフリカ大会等での活躍や、なでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝の影響から、最も好きなスポーツとして前回に引き続き増加しています。一方で、5年連続で増加していたゴルフは減少となっています。
「好きなスポーツブランド」では、ナイキが48.3%で1位となり、昨年1位のアディダスと順番が入れ替わっています。アシックス、ミズノの日本ブランドがそれに続き、上位5ブランドの顔ぶれは過去2年と同じでした。年代別にみると、海外ブランドのナイキ、アディダスは年代に関わらず総じて支持が高くなっています。
子どもたちの運動不足が懸念される中、大人も子どもと一緒になってスポーツに高い関心を示していければ良いですね。
« 全国4年制大学対象「大学の『秋入学』導入に関する意識調査」~ライセンスアカデミー | トップページへ 県民の教育への関心を深めるための取組を実施「兵庫の教育推進月間」 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2011年10月22日 16:43