●文部科学省が、放射線に関する副読本を作成 学校へ順次配布予定 (2011年10月19日)
文部科学省は、国民一人ひとりが放射線や放射性物質、放射能についてわかりやすく解説した副読本を作成しました。大震災直後から発生した、東京電力の福島第一原子力発電所の事故により、放射能に対する関心が高まり、放射線は危険なものとしてとらえられがちです。放射能について理解を深め、自ら考え、判断するための力の育成を目的としています。
掲載URL
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1311072.htm
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1311072/index.html
この副読本では、放射線の基礎知識から放射線による人体への影響 、目的に合わせた測定器の利用方法、事故が起きた時の心構え、さらには、いろいろな分野でで利用されている放射線の一面などについて解説・説明をしています。
副読本は、小学校・中学校・高等学校用に、また指導用解説書もそれぞれに作成されており、文部科学省のホームページからダウンロードすることができます。また印刷が出来上がり次第、順次学校へは配布されるということです。
ニュースを見ていると、放射線についての記事が出ない日はありません。それだけに
体への悪影響を危惧する声が後を絶たず、野菜の不買などの風評被害が発生している現状があります。もともと放射線は宇宙や大地、植物などから発せられ、自然界に存在するものであり、功罪合わせ持つ物質といえます。
目に見えない分だけ、余計に不気味な脅威を感じるのかもしれません。放射線を良く知り、無駄な警戒をすることなく必要な安全対策がとれるようにすることが大切です。子どもたちだけではなく、大人も一緒に学ぶ姿勢を持ちたいと思います。
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投稿者 kksblog : 2011年10月19日 12:14