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教育現場のクレームやトラブルを情報共有「教育機関向けソリューション」 (2011年10月19日)

girls_111018.jpgインターネットの掲示板などのサイバーコミュニティでは、良くも悪くも「生」の情報が瞬時に広がります。本当に役に立つ情報や楽しい話題だけでなく、噂話や誹謗中傷、ネットいじめなどが教職員の気づかないところで、手がつけられない状態になってしまうこともあるのです。

フューチャーアーキテクト株式会社は、各自治体・教育委員会と現場である各学校間における苦情クレーム対応や気づき、お褒めといった情報の共有を円滑にする、「教育機関向けソリューション」を開発しました。関係機関が情報共有することによって児童生徒・保護者などへのサービス向上や教職員の負担軽減につながることが期待されます。

これまで教育の現場では、児童生徒・保護者や地域住民などからの苦情クレームや指摘と言った、さまざまな「声」を受けても、それが寄せられた学校内で対応するにとどまり、生きた事例として他校などに共有されることはほぼありませんでした。一方で携帯やパソコンといった情報ツールによって、発信された情報は瞬く間に広がります。こうした問題に対する手立ては教職員個人や学校内での限られた知識範囲に頼らざるを得ず、現場の負担は大きくなる一方でした。

「教育機関向けソリューション」はこうした課題に対応するために開発されたもので、フューチャーアーキテクト社が企業向けに開発した顧客の声を収集・活用するシステム「lisnar+」を活用しています。現場と本部(教育委員会)は、各校の教育現場や自治体の教育相談窓口などの複数チャネルから寄せられる「声」をデータベース化することで都合管理します。これによって必要な情報への迅速なアクセスを実現しながらも、情報漏洩のリスクを回避することが可能となります。

他校におけるトラブルなどの情報があれば、それを参考にして別の学校では未然に防ぐことができるかもしれません。こうしてお互いに情報を与え合えば、自然と問題が少なくなっていくのではないでしょうか。

教育機関向け生徒・保護者の声活用ソリューションを開発|フューチャーアーキテクト



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投稿者 kksblog : 2011年10月19日 10:11


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