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クジラと日本との関わりを探る企画展『日本とクジラ』~福岡市博物館 (2011年10月18日)

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福岡市博物館では、特別企画展『日本とクジラ』を開催しています。

捕鯨の歴史と文化に焦点をあて、クジラと日本との関わりについて紹介。また、大きさでは恐竜と並ぶ存在となったクジラの進化や鯨体の不思議を探っています。

世界初公開のアイヌが信仰したシャチの眼をはじめ、鯨屏風など数多くの作品を展示。1600万年前の原始クジラの化石もあります。さらに、記念講演会、記念シンポジウム、アイヌの古式舞踊公演、ワークショップなど多彩なイベントを開催することで、クジラにまつわる文化と歴史をたどっています。

展示は、まず、クジラにはどんな種類があるのか、鯨体の不思議を探っています。

次に、「捕鯨の歴史」です。日本や欧米に捕られたクジラがたくさんいます。日本によって捕られたクジラは何のためだったか、また、欧米、とりわけアメリカによって捕られたのは何のためだったかを探っています。

次に、「クジラ文化」です。屏風や錦絵に描かれたカラフルなクジラたちが登場。クジラコインやクジラ切手と呼ばれるクジラたちも揃っています。

最後に、「クジラと民俗芸能」で、祭りや芸能にかかわるクジラが現れます。

体長13メートルもあるザトウクジラの写真、5000万年前の最古のクジラの複製展示、現存する最古の捕鯨図、最古のクジラコインなど、クジラにまつわるさまざまな展示で楽しめそうです。

日本では、縄文時代からクジラは食料であり、骨や歯は道具の材料として利用され、捕鯨は、江戸時代に一大産業として発達するなど、クジラとの関わりは長く深いといえそうです。11月6日まで開催していますので、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。


特別企画展「日本とクジラ」:福岡市博物館



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投稿者 kksblog : 2011年10月18日 17:55


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