●震災で「家族の絆」意識が強まり、親としての行動にまで影響 (2011年10月07日)
(株)電通が、『東日本大震災後の父親・母親調査』を実施しました。対象は、関東1都6県の小学生以下の子どもを持つ父親と母親で、震災後の家族意識や父親の行動変化などについて調査しています。
調査結果によると、東日本大震災は、「家族の絆」意識や家族に対する責任感を強めただけでなく、父親が家族と過ごす時間が増加するなど、親としての行動にまで大きな影響を与えたことがわかりました。
4歳以上の子どもがいる家庭では、半数以上が子どもと東日本大震災や自然災害の話を共有。防災用品の準備や緊急時の行動や連絡方法など、家庭での防災・減災への取り組みが増加しています。
東日本大震災を経験したことで、親の約半数が「家族の絆」に対する意識や行動を変えています。「子どもは自分が守らねば」「家族はかけがえのないもの」「家族と一緒に過ごしたい」という意識が強まるといった、特に母親の意識が変化しており、父親も一家の大黒柱とし支えていく思いを強めています。
震災後は、3分の1以上の家庭で、父親が家族や子どもと過ごす時間が、1週間あたりで5時間13分も増加。具体的には、「子どもと遊ぶ時間」、「家族と一緒に食事する時間」など。家庭での父親の存在が大きくなった傾向で、「頼りにされている」と感じている父親は全体の9割にも及びました。
家族で過ごす時間、親子で過ごす時間を大切にしたいと思っていた父親の背中を、震災の経験が後押しした結果。「家族の絆」で震災の困難を乗り越え、これからの時間を大切にしていきたいものですね。
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投稿者 kksblog : 2011年10月07日 16:24