●ホネが飛び出す!ひみつがわかる!「このホネなあに?3D動物ふしぎ図鑑」 (2011年10月10日)
博物館に行くと、いろんな動物の骨格標本が見られますね。動物の大きさや姿はさまざま。だけど、骨だけになってみると意外と似ている動物がいたり、肉や皮がある状態では想像も付かないような骨格をしていたりと、いろんな発見があるものです。
日本図書センターより、「このホネなあに?3D動物ふしぎ図鑑」が発売されました。そのまま見れば普通のカラー図鑑ですが、専用のクロマデプス3Dメガネをかけることで、骨が立体的に飛び出して見える、日本初のダブルユース3D図鑑です。
この図鑑では、パンダやライオン、キリン、クジラ、ペンギンなど人気のある25種類以上の動物を取り上げています。まず動物の骨だけのページでは、動物の暮らしている場所や生態をヒントにしたクイズが出題されます。そして動物について詳しく紹介した答えのページを、Q&A方式で組み合わせて楽しんでみられるようにしてあります。
えさのとり方や身の守り方、仲間とのコミュニケーションなど、子どもたちが知りたい情報が満載です。そして各章の末尾では、「空を飛ぶ動物の体」「水中を泳ぐ動物の体」「肉食動物と植物食動物の体」といった特集があり、それぞれの群に共通する体のしくみなどが説明されており、知識を深めるのに役立ちます。
監修した「肉食爬虫類研究所」の富田京一代表によると、「進化の歴史は生き物の体に刻まれる」といい、骨には体を支える基となる役割があると解説します。例えば、ずんぐりむっくりで、まるで人間の赤ちゃんのような体格のコアラ。でもその手の指は想像以上に長く、骨格からはあの愛らしい姿を想像するのは難しいです。でも考えてみると、木の上にずっとつかまっているのですから、しっかりした指がないといけないですよね。
上野動物園園長の小宮輝之氏が寄せている「動物園に行く楽しみが2倍になる本です」という推薦文の通り、骨格を見ることで動物の新たな体の仕組みや役割を知ることができます。立体で見ることで、子どもたちの興味をぐっと引きつけられそうですね。
このホネなあに?3D動物ふしぎ図鑑|日本図書センター
このホネなあに?3D動物ふしぎ図鑑|日本図書センター – MSN産経ニュース
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投稿者 kksblog : 2011年10月10日 08:43