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日本科学未来館 空間情報科学の常設展示 おもしろ体験ができる「アナグラのうた」 (2011年09月26日)

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日本科学未来館では、宇宙・地球・人間という大きな視野で科学技術をとらえ、第一線で活躍する科学者、技術者の監修のもと制作されたものを常設展示しています。この8月21日より、情報科学技術と社会エリアがリニューアルされ、「アナグラのうた 消えた博士と残された装置」と題した常設展示に変わりました。

監修は東京大学空間情報科学研究センターの柴崎亮介氏によるもので、5人の博士が世界を救おうとして5つの実験装置を作り上げたものの、時間とともに5人の博士は亡くなり実験室の「アナグラ」だけが残された、この実験室に1000年の時を経て現代人が訪れるというストーリー仕立ての展示室です。

展示室に足を踏み入れると、一人ひとりに『ミー』という分身のような存在が現れ、展示の方向を案内したり、となりを歩く人と握手したり、ずっとついてまわります。

『ミー』の案内に従って展示室の不思議な装置『ナガメ』、『イド』、『イキトイキ』、『ワカラヌ』を使って様々な体験をしたら『シアワセ』で自分だけのうたが流れます。

この『シアワセ』で流れる歌は、実験室内の一人ひとりの情報を集めて情報を共有することにより、問題解決をしたり社会を豊かにすることができるという、開発者の想いもこもったメッセージです。

この「アナグラのうた」は、子どもだけではなく大人も十分に楽しめそうな空間です。入場には人数制限があり、土曜日・日曜日は混雑して整理券を発行しても入場ができないことがあるようです。

空間情報科学とは、私たちが暮らす実空間での人やモノのふるまいを計測し、その結果を計算して理解し合うことで、人々の暮らしを支援しようとする科学だといいます。

科学は難しいことだと思いがちですが、身近な生活に密着したものだといえそうですね。

アナグラのうた [情報科学技術と社会] | 日本科学未来館



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投稿者 kksblog : 2011年09月26日 15:49


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