●長野県上田市や福島県福島市にクマゼミ出現『全国セミ調査』 (2011年09月20日)
(株)ウェザーニューズは、クマゼミの生息分布やセミの生態系を調査する『全国セミ調査』を実施。その結果が公表されました。
調査は、全国のウェザーリポーターからの協力のもと、7月27日から8月16日に実施したところ、今年は長野県上田市でクマゼミが初観測され、北限の福島県福島市からも「クマゼミの声が聞こえた」との報告が多数あったことがわかりました。
調査は今年で4年目ですが、毎年、地球温暖化などの影響により、生息域の北上が注目されています。
他のエリアの結果をみると、昨年同様、山陰ではクマゼミの姿の報告はなく、富山県や福井県からの報告もありませんでした。過去の報告からも、クマゼミの日本海側エリアでの生息域の広がりは少ないようです。九州では、全県からクマゼミの報告はあったものの、山間部かはら姿が見られない、少ないとの報告。人里離れている場所では、クマゼミは生息しないとも言われていることから、エリアごとの特性があらわれたようです。
今年の特徴として、「セミの出現が遅い」との報告が多かったものの、過去と比較しても、例年どおりという結果に。今年は6月の降雨の後、セミが出現しやすくなりましたが、7月に入ると降雨が少ない日が続き、セミの出現は減ったと考えられます。また、7月後半から8月初旬は台風の影響やゲリラ豪雨などで降雨が多くなり、セミの出現が一気に増えたため、このタイミングでセミが出現したと感じた人が多かったようです。6月は気温が高く夏の到来が早くなり、暑さが増すと共にセミが鳴き始めると感じている人には、セミの鳴き出しが遅く感じたのかもしれません。
セミの鳴き声を聞いたり、目撃情報だけでも、温暖化などによって、年々セミの生態系が変化していることがはっきりわかることに驚きますね。
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投稿者 kksblog : 2011年09月20日 23:28