●大学の教育情報の活用や公表に関して、これからの課題や方策のまとめ (2011年09月19日)
文部科学省のホームページ上にて、大学における教育情報の活用支援と公表の促進に関する協力者会議でとりまとめられた「大学における教育情報の活用・公表に関する中間まとめ」が公表されています。
大学の教育情報に関しての現状は、この10年間の段階的な取組を通じ、各大学による情報の公表が着実に進展。大学団体による支援も活発化しつつあります。そうした基盤の上で、学術の中心である大学の特性や多様性を十分に踏まえながら、教育情報を自らの活動の把握・分析に活用し、また教育活動を国内外に分かりやすく公表することが課題となっています。
教育情報の公表・活用の促進方策について、各大学の自主的・自律的な取組としては各大学が、自らの使命・教育活動の状況を分かりやすく示す工夫を促進すること、国際競争力の強化のため海外への積極的な情報発信することがあがっています。大学団体等による支援では、ガイドライン作成、優れた大学改革の取組などの収集と発信の二点が指摘されています。
さらに、大学の負担の軽減については、学校基本調査等の基礎的な情報の共有・公表の仕組みを構築すること、文部科学省の調査等について項目の削減や調査頻度を見直しすること。そして、教育情報の活用と公表を進めるための場の整備に関しては、データベースを用いた教育情報の活用・公表のための共通的な仕組みを構築することが掲げられました。
今後の大学教育に関しては、まださまざまな課題が山積みです。まずは、多くの人が問題に関心を持つことが大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2011年09月19日 19:26