●埼玉県の「ものづくり」を体験しよう!「埼玉県ものづくり教育フェア」開催 (2011年09月16日)
日本の「ものづくり」は世界に誇れる技術を持っている、と賞されていますが、若者のものづくり離れなどによる後継者不足が心配されています。子どもが継ぐ、ということが常識ではなくなってきた昨今、もっと多くの人々に「ものづくり」をPRして、日本のものづくりを盛り上げていこう、といった活動が行われています。
「第4回埼玉県ものづくり教育フェア(ものづくり教育フェア2011)」が9月17日(土)、18日(日)の2日間、大宮ソニックシティおよび鐘塚公演で開催されます。工業高校、産業界、行政など関係機関が連携して開催されるもので、埼玉県内の工業高校と企業が中心となり、小中学生やその保護者に、ものづくりの大切さや魅力、楽しさを理解してもらい、将来のものづくり後継者を育成しようとするものです。
展示場では、さまざまな「ものづくり」体験ができます。折り曲げ板金体験では、うすい板状の金属を曲げたり、叩いたりしてものづくりをします。何ができるかは会場でのお楽しみ。メッキの体験では、ピカピカ光る金色のオリジナルアクセサリーを作れます。工業分野だけでなく、豆腐作り体験もあり、同時に豆腐製品の販売もしています。
イベント広場でもたくさんのものづくり体験コーナーが予定されています。鋳物作り体験では、金属を溶かして固める「鋳造(ちゅうぞう)」という技術で、ベーゴマやキャラクター文鎮を作ることができます。高校生のコーナーではエッチング体験、七宝焼きキーホルダー製作ができます。このほか、手焼きせんべい作りの実演・体験は「草加せんべい」の地元ならではですね。
工業高校生による、キャリアロボット競技会も開催されます。これは12月に鹿児島県で行われる、全国高等学校ロボット競技大会の埼玉県予選も兼ねています。さらに、工業高校が製作したミニSLの試乗会があります。イベントやアミューズメント施設で大人気のミニSL、子どもたちが喜びそうですね。
「ものづくり」を仕事に選ぶ若者が少ない理由の一つに、工場、工房といった場所は普段見る機会が少なく、仕事を「知らない」ということもあるのではないでしょうか。こういった体験イベントで「ものづくり」の仕事を知る機会がもっと増えるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年09月16日 11:23