●内閣府による青少年インターネット環境の整備等に関する調査研究が行われました (2011年09月11日)
内閣府により、青少年インターネット環境の整備等に関する調査研究が行われ、このたび、「平成23年度 青少年のインターネット利用環境実際調査 調査結果(速報)」の資料が公開されています。
この調査の目的は、平成21年度および平成22年度に引き続き、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(いわゆる平成21年4月1日施行の「青少年インターネット環境整備法」)の施行状況のフォローアップのための基礎データを得ることとなっています。
調査は、調査員による個別面接方式で、平成23年6月中に行われました。
まず、青少年のインターネット利用状況ということで、携帯電話の所有率について記載されています。小学生では、約2割、中学生では4割台後半、高校生では約96%の所有率でした。そのうち、小学生の7割半ば、中学生と高校生のほとんどが、インターネットを利用していることが、わかりました。
パソコンの使用率については、小学生では8割強、中学生では8割半ば、高校生では8割後半となっており、そのうち、小学生の約7割、中学生の8割前半、高校生の約9割がインターネットを利用していることが、わかりました。
次に、携帯電話におけるフィルタリング率についてですが、小学生で7割台後半、中学生で約7割、高校生で約5割となっており、やや伸び悩みの傾向にあります。しかし、携帯電話の購入時期別に見ると、青少年の携帯電話におけるフィルタリング利用率は、増加傾向にあります。また、啓発経験のある保護者のフィルタリング利用率の方が、高くなっています。
色々なことに未経験のまま、多大な情報を得ることは、問題発生の原因にも、なりかねないですよね。
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投稿者 kksblog : 2011年09月11日 00:26