教育家庭新聞社
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法政大学が従来使用していたシステムは、授業を中心に教員と学生とのやり取りが行われますが、リアルタイム性のあるコミュニケーション機能を有していないため、その場でユーザーと会話ができないという課題がありました。一方、『Cast@cademy』はWeb会議の機能を有していますが、会議予約などの事前準備が必要であるため既存のシステムではリアルタイムの会議を開始することは困難でした、そこで、リアルタイムコミュニケーション機能を実装することを主眼とした研究を共同で行う計画があります。

『Cast@cademy』の利用により、学生との連絡がスムーズになり、また学生同士の勉強会や共同研究など、活発な意見交換ツールとして活用することで、学習機会の拡大が期待できます。また、海外拠点や複数キャンパスをつないだリアルタイムセミナーの実施や、ミーティングを開催できるようになります。コンテンツを録画しライブラリー化もできるため、通学できない学生へのオンデマンド配信など、単位取得手段を含めた活用の拡大も見込まれています。

Web上のコミュニケーションをすべてシステム化でき、有意義な学生生活を送るための重要な担い手となりそうですね。

法政大学とシー・エス・イー、Cast@cademyを用いた共同研究を開始