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5人に1人は進路未定のまま大学を卒業 進路決定率は「医」「保健」がトップ (2011年09月08日)

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朝日新聞社は、学校法人「河合塾」教育研究開発本部の協力のもと、国公私立の全759大学を対象に、入学者選抜や学生支援、進路などに関する調査を実施しました。調査では、560大学から回答があり、回収率は74%。回答大学を設置者別でみると、国立77(回収率90%)、公立74(同91%)、私立409(同69%)でした。

今年3月に4年制大学を卒業した学生のうち、5人に1人は就職や進学などの進路が定まらないまま卒業していたことがわかりました。不安定な立場にいる卒業生は、少なくとも8万6153人にのぼっています。全卒業生に占める割合を学部系統別でみると、最大で約5倍の格差があり、理系より文系の方が就職や進学に苦戦している傾向がみられました。

内訳を見ると、卒業者のうち、就職者は62・2%、大学院などへの進学者は16・1%でした。就職、進学者以外と、アルバイトなど「一時的な仕事」に就いた者、「不詳など」を合計した卒業生は20・8%にのぼっています。

進路未定者の割合が最も高い学部系統は、「芸術・スポーツ科学」で36・5%。「法・政治」(27・7%)、「文・人文」(26・2%)、「経済・経営・商」(25・2%)と続きました。

一方、最も低いのは「医」の6・7%。次いで「保健」(8・7%)、「薬」(9・8%)、「工」(10・6%)と理系学部が続き、文系に比べれば就職などに有利な傾向にあります。

就職率の高い学部系統とそうでない学部系統が明確にわかれています。子どもたちの将来を考える上で、好きな分野からの選択のほかに、「医」や「保健」、「薬」なども選択肢に入れてみるよう助言してはいかがでしょうか。

朝日新聞×河合塾 共同調査「ひらく 日本の大学」



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投稿者 kksblog : 2011年09月08日 15:59


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