●地震「不安」92%、「震度4」で避難行動35%、「震度5」では83% (2011年09月01日)
株式会社マクロミルは、全国の15~59才の男女を対象に、「防災に関する調査」を実施しました。
防災に関心があるか尋ねたところ、「以前は高くなかったが東日本大震災をきっかけに高まった」という回答が49%、「以前から高かったが、より高まった」が25%となっており、'震災をきっかけに関心が高まった'人は合計で74%となりました。年代別に見ると、若年層ほど「以前は高くなかったが震災をきっかけに高まった」という回答が多くなっています。
今年、防災訓練に参加したいかを尋ねると「参加する予定」が8%、「機会があれば参加したい」が65%となっており、参加意向を示した人は7割超となりました。「東北地方」では他地域に比べて高く、8割超でした。
自然災害の中でも『地震』に対する不安は全国で高く、「不安」と回答した人は92%に達しています。地震に対して何らかの備えをしているか尋ねたところ、「備えている」という回答は61%で、2009年に実施した調査(45%)と比べて15ポイント高くなっています。
地域別に見ると関東以西では'備え'をしている割合が低く54%でした。備えていることを具体的に尋ねると「懐中電灯・非常灯を置く(49%)」「水・非常食を確保(36%)」「非常持ち出し袋を用意(29%)」がトップ3となりました。
大地震が起きたとき、一つだけ持ち出せるとしたら何を持って逃げるか尋ねたところ、「携帯電話」が37%、次いで「財布」が15%、「通帳・印鑑」が7%となりました。2009年調査と比較すると、「携帯電話」は11ポイント上昇し、「財布」は9ポイント下降しており、この2年間で携帯電話の重要性の高まりがうかがえます。
どの程度の揺れを感じたら避難行動をとるか尋ねたところ、「震度4」で行動する人は35%、「震度5」では83%に跳ね上がります。「震度4」で行動する割合は地域によって差があり、東北地方は25%、関東地方は30%、東北・関東以外の地域では40%となりました。
地震に対する危機感は国民の多くが抱いているようです。普段から何らかの備えをしておき、非常時の連絡のとり方などを家族内でよく話し合っておくことが大切でしょう。
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投稿者 kksblog : 2011年09月01日 17:30