●野菜嫌いの子持ち!約6割・直したい!約75%・でも手間に感じる!約半数 (2011年09月10日)
8月31日は「野菜の日」って知っていますか?「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから、1983年に全国青果物商業協同組合連合会などが制定したそうです。子どもからは嫌われることも多い野菜ですが、やっぱり体のために、楽しく食事をするためにも、好き嫌いはなるべく少なくしたいものです。
カゴメ株式会社は、「野菜の日」を前に、子どもの野菜の好き嫌いに関するアンケート調査を実施しました。全国の、3歳から中学生の子どもを持つ女性を対象に行ったこの調査は、子どもの野菜の好き嫌いの実態や、母親の意識、好き嫌いを直すための取り組みについての傾向を明らかにすることを目的としています。
まず子どもの野菜の好き嫌いが「ある」と答えたのは約6割で、やはり半数を超えています。また、母親の野菜の好き嫌いも影響しているようで、母親が「子どもの頃から嫌いな野菜がある」場合、子どもの野菜の好き嫌いも73%まで増えていました。逆に母親が、子どもの頃から嫌いな野菜はない、という場合では、子どもの好き嫌いも4割弱となりました。
嫌いな野菜の上位は、1位が「なす」、2位は「ピーマン」「しいたけ」、3位は「水菜」でした。2位のピーマン、しいたけは、「食べてもらいたい野菜」のそれぞれ3位、4位に入っており、なかなか親子間でこのあたりはかみ合わないようです。約75%の母親が「子どもの好き嫌いを直したい」と考えており、その理由のトップは「栄養バランスが気になる」という、子どもを案じる内容でした。
さて、その好き嫌いをなくす工夫については苦労している人が多いらしく、さまざまな回答がありました。最も多かったのは「味付けや調理方法を工夫する」こと、あとは「体にいい」「大きくなる」といった「声かけ」をする、「食べたらほめる」といった、「食べることが子どものメリットになる」というものでした。
こういった努力を「手間と感じる」という人は半数近くにのぼる一方で、好き嫌いを直すのにいくらまで払えるか、という質問には「0円」が同じく半数近くで、手間だと感じても、お金をかけないで自分で何とかしよう、と考えている母親が多いようです。好き嫌いは、努力して直るものもあれば、大人になって自然になくなることもあります。特に自分も子どもの頃好き嫌いがあった子には。その思いが強いのではないでしょうか。無理強いや焦らせることをせず、しっかりと自分の力で直していくことを応援してあげたいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年09月10日 22:21