●日本の宇宙政策を知ろう 3本の「はやぶさ」映画と文部科学省がタイアップ (2011年09月22日)
小惑星イトカワの探査のために打ち上げられて7年、幾多の苦難をのりこえて地球へ戻ってきた「はやぶさ」とそのチーム。何度も帰還は不可能と思われながらも、さまざまな可能性を駆使した、「あきらめない」姿勢は多くの人に感動を与えてくれました。
平成23年10月から平成24年3月にかけて、「はやぶさ」をテーマにした映画が、3作品も順次公開されることとなりました。これに際し、文部科学省は国民に広く宇宙政策に対する理解・普及を図ることを目的として、これら3作品とタイアップ企画を実施することを決定しました。企画第一弾として、10月1日より公開される20世紀フォックス映画制作の「はやぶさ/HAYABUSA」とのタイアップポスターが作成されています。
ポスターには「宇宙の未来 切り拓くのは、君たちー」のキャッチコピーと、カメラ班や広報の女性スタッフ達をモデルとした主人公、水沢恵を演じる竹内結子さん、そして「はやぶさ」がいます。また、はやぶさ、イトカワについての解説も掲載されています。ポスターは、小・中・高等学校、大学等の掲示用として作成されています。9月下旬に、全国の教育委員会、大学等に配布される予定です。
さらに特設ウェブサイトも解説されています。こちらでは映画出演者のインタビュー、宇宙政策紹介動画、イベントレポートなどが順次公開されます。現在は「はやぶさ/HAYABUSA」について竹内結子さんのインタビュー動画が公開中です。
その他の映画は、2012年公開予定の東映による「はやぶさ 遙かなる帰還」、2012年3月公開の松竹映画「おかえり、はやぶさ」の2本です。これらの映画は、それぞれに主軸となるテーマが異なりますが、はやぶさが困難を乗り越えて帰還するというストーリーは同じです。
はやぶさの功績は、イトカワのサンプルを持ち帰っただけでなく、宇宙研究、開発に対して多くの人が関心を持つようになったということがあるでしょう。映画を楽しむと共に、もっと宇宙のことを知りたい、日本の宇宙開発について勉強したい、と考える子どもたちが増えそうですね。
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投稿者 kksblog : 2011年09月22日 15:56