●環境省より、「外国産カブトムシ・クワガタムシを飼育されている皆様へ」 (2011年08月27日)
外国産カブトムシ・クワガタムシを飼育されている方々に向けて、環境省より、お願いの案内があります。
内容は、以下のようになっています。
夏も本番となり、カブトムシやクワガタムシが販売される季節となりました。近年では、東南アジアや南米から輸入された外国産の種類も数多く販売されています。これらの外国産の種が日本国内で野外に放たれた場合、日本固有の生態系にさまざまな悪影響を与える可能性があります。購入されたカブトムシやクワガタムシは最後まで飼育し、決して野外に逃がしたり、捨てたりすることのないようにお願いします。小中学生向けに作成した分かりやすいWebページも以下に掲載しましたので、こちらもご活用ください。
外国産のカブトムシやクワガタムシが日本で野外に放たれてしまった場合、3つの問題が懸念されるということです。
まず、1つ目は、食べ物や住む場所を奪うことです。餌や棲みかをめぐり競合し、日本のカブトムシやクワガタムシの餌や棲みかを奪う可能性があります。
2つ目は、本来の遺伝子が失われることです。日本のカブトムシやクワガタムシとの間に雑種の子どもが生まれ、遺伝的な多様性が失われてしまいます。
3つ目は、病気を広めることです。外国産のカブトムシやクワガタムシが、自分のからだに寄生しているダニ等を通し、病気を広げ、日本産の種類が死んでしまう恐れがあります。
また、その結果、日本にもともと生息していたカブトムシやクワガタムシが絶滅してしまうことが心配されています。
なにげなく飼ってしまうことが、環境問題につながることになりかねないということを、現在、飼っていない子どもたちにも、知っていてもらいたいですね。
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投稿者 kksblog : 2011年08月27日 22:55