KKSブログ: 生活、社会、家庭、道徳、総合的な学習を元に　金融教育テキストとDVDが完成

国立大学法人東京学芸大学、株式会社みずほフィナンシャルグループ、みずほ総合研究所株式会社は、金融教育に関する共同研究で、今回実践的な金融教育テキスト『考えてみようこれからのくらしとお金』およびDVDを開発したことを明らかにしました。

金融教育は子どもたちの「生きる力」を育むための取り組みであり、より多くの学校現場に広がっていくことが期待されます。そのためには実践的な内容をそれぞれの教科・領域の授業計画の中に組み込むこと、またそれと同時により多様な子どもたちの学びに資することが必要です。

そうした認識のもとで、東京学芸大学とみずほフィナンシャルグループによる金融教育に関する共同研究において、これまでの授業研究などの成果を踏まえ、今回新しいテキストおよびDVDが開発されました。

テキストについては、校種や学年をあえて指定せず、ステップ１～４まで生活、社会、家庭、道徳、総合的な学習の５つの教科・領域の１９単元に内容を区分して、先生が担当している子どもたちに合った内容を教えることができるように工夫されています。

また、先生と子どもたちとの対話形式で学習を進めていくことで、先生方にとってはより実際の授業の流れが分かりやすくなっているほか、一人ひとりが自主的・主体的に学習する際にも理解がスムーズに進むように構成されています。また、内容も新学習指導要領に準拠しています。

DVDについては、テキストの内容を収録しているほか、合成音声による音声読み上げ機能がついています。また、先生方に授業で活用してもらうために、授業ガイドや板書計画、イラストや新聞記事などの参考資料を多く収録しています。なお、授業ガイドについては、紙媒体での利用ができるように冊子版も作成されています。

早いうちから、金融に関する教育が必要になってくるのかもしれません。有効に活用してみてはいかがでしょうか。

教育家庭新聞社
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