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優れた作品に触れる展示会「世界をつなぐ子どもの本」 国際子ども図書館 (2011年08月03日)

kodomo_110803.jpg上野にある、国立国会図書館 国際子ども図書館において、展示会「世界をつなぐ子どもの本—2010年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト受賞図書展」が開催されます。2010年の国際アンデルセン賞受賞者のこれまでの作品と、IBBYオナーリスト(優良作品)の推薦作品、およびその邦訳書など合わせて約200冊を、直接手にとって見ることができます。

IBBYとは、1953年にスイスのチューリッヒで設立された国際児童図書評議会(International Board on Books for Young People)の略称で、子どもと子どもの本に関わる全ての人を繋ぐ世界的ネットワークとして活動しています。IBBYの各国支部は2年に1度、自国で新しく出版された優れた児童文学、絵本、翻訳文学の中から、外国に紹介したい優良作品を選び、作家、画家、翻訳家を表彰します。これら各国からの推薦作品をリストアップしたものが「IBBYオナーリスト」です。

国際アンデルセン賞もIBBYの活動のひとつで、子どもの本の国際的な賞です。その選考水準の高さから「小さなノーベル賞」とも言われ、世界中の児童文学の質の向上に大きな影響を与えています。国際アンデルセン賞もIBBYオナーリストも、子どもの本の意義を全世界に広めることに貢献してきました。これらふたつの賞をきっかけに、各国で翻訳紹介された作品も数多くあります。

2010年の国際アンデルセン賞は、イギリスのデイヴィッド・アーモンド氏が作家賞、ドイツのユッタ・バウアー氏が画家賞を受賞しました。またIBBYオナーリストでは、54の国と地域から164作品が選ばれました。日本からは濱野京子氏の「フュージョン」、伊藤秀男氏の「うしお」、こだまともこ氏の「ダイドーと父ちゃん」が選出されています。

開催期間は8月6日(土)から9月11日(日)までです。会場は国際子ども図書館3Fのホールにて、入場は無料です。夏休み、子どもと一緒に足を運んでみてはいかがでしょう。

世界をつなぐ子どもの本|国立国会図書館国際子ども図書館



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投稿者 kksblog : 2011年08月03日 09:49


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