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「中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理」が、公開されています (2011年08月01日)

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「中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理」は、文部科学省のホームページで公開されています。

中高一貫教育制度は、平成9年6月の中央教育審議会、第二次答申に基づいて、平成11年度から選択的に導入されました。平成22年4月現在で、402校に導入されています。

中高一貫教育制度は、中学校と高等学校の6年間を接続し、6年間の学校生活の中で計画的・継続的な教育課程を展開することにより、生徒の個性や創造性を伸ばすことを目的として導入されたものです。


平成9年答申の理念に基づいて、具体的な成果が上がっている学校が見られる反面で、その平成9年答申において示された懸念が現実になっていたり、平成9年度答申には示されていない論点が課題として挙がったりしているといった現状も、見られています。

中高一貫教育校における教育では、さまざまな試行錯誤をしたり、体験を積み重ねるといったことを通じて、豊かな学習をし、個性や創造性を伸ばすといった考え方が、制度創設後10年を経た現在、一程度達成されています。

そういった観点から、学習指導要領において所要の特例が設けられていますが、現状として、その活用は一部の特例に限られており、決して十分とは言えない状況にあります。

中高一貫教育制度を導入している多くの学校において、生徒間の学力差、あるいは学習意欲の低下(いわゆる「中だるみ」)を課題として捉えるようになってきており、それらをいかに向上させるか?が、課題となっています。

何か新しい方法を導入すると、よいこともあれば、課題も同時に生まれるのは常ですね。

中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2011年08月01日 14:30


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