●工場見学したい人、されたい会社をつなぐ「バーチャル工場見学プロジェクト」 (2011年07月29日)
学校の社会科見学などで、工場見学に行ったことのある人は多いのではないでしょうか。最近ではちょっとした工場見学ブームで、学校のみならず家族や友だちといったグループで見学に行く人もいれば、そういう家族をターゲットにした、「工場見学」をテーマにしたガイドブックも出ています。
株式会社ドーモでは、7月8日(金)より、日本の産業をテーマにした、親子で考える夏休みインターネット・イベント企画として「バーチャル工場見学プロジェクト」を開始しました。企業が自社サイトの中に立ち上げている「バーチャル工場見学」コンテンツが一堂に会するメディアサイトであり、実際に行って見学できる工場の情報も多数掲載しています。
現在バーチャル工場見学ができるサイトは6社登録されています。食品トレーのリサイクルを行っている株式会社エフピコではリサイクルの工程を、株式会社KDDIでは携帯電話のしくみや、海外の人と話ができるしくみを学ぶことができます。この他に全日本空輸株式会社、日本製粉株式会社、本田技研工業株式会社、ダスキン株式会社があります。
バーチャルではなく、実際に工場見学に行ける会社の情報については、なんと250社もの情報が掲載されています。カテゴリが「食べ物」「飲み物」「乗り物」「日用品」「サービス」「その他」と分かれており、カテゴリごとに地域別に探すことができます。一般企業から国の機関、産業の博物館までさまざまな施設について紹介されています。
「バーチャル工場見学プロジェクト」は、東日本大震災を機に「がんばろうニッポン」の気持ちを込めて、日本の産業への理解と再認識をテーマとした工場見学イベントを、今後の日本の未来を担う子どもたちに届けたい、という想いから始まりました。ターゲットである子どもたちに向けて情報発信するだけでなく、広報活動やCSRとして工場・社会見学を検討している企業への提案も行っています。
夏休みの自由研究のテーマとして、ものづくりや日本の産業に関するしらべ学習の参考になりそうです。まずは親子で、家でできる工場見学を楽しんでみませんか。
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投稿者 kksblog : 2011年07月29日 15:42