教育家庭新聞社
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依然として女子学生の注目が高いワークライフバランスとスピーディかつ真摯な情報提供の姿勢が、学生にとって一番であり、東日本大震災後、不安をもつ学生心理に対し、いち早く丁寧に採用スケジュールの開示を行った企業への評価も、高かったようです。

ランキングの１位は、日本生命保険でした。日本生命保険は、募集職種・対象毎にそれぞれ異なるパンフレットを投下し、メール配信もきめ細かく行うなどの丁寧、かつ積極的なアプローチが学生の高い評価を受け、初の総合１位となりました。

２位は、東京海上日動火災保険で、ＷＥＢ部門、パンフレット部門、メール部門でそれぞれ２位、とバランスよいポイントで総合２位を獲得しました。

３位は第一生命保険、４位は大和証券グループで、昨年に続いて「ダイバシティ」、「ワークライフバランス」に積極的に取り組んでいる企業姿勢が女子学生の評価を集め、また採用フェーズごとにタイムリー、そして、きめ細かい対応を行ったことが評価されたようでした。

トップ１０は、リーマンショック後、大手金融機関と総合商社が独占する傾向が続いていましたが、本田技研工業が１７位、富士通が１８位にランクインするなど、少しずつメーカーの復権がみられた他、ニトリが２５位にランクイン、新興の成長企業のランクアップも見られました。

憧れの職業など、自分のしたいことと、必ずしも雇用先が合うかどうかは、わからない時代となってきていますね。

2011年 大学生が選んだ新卒採用力ランキン：ダイヤモンド・ビッグアンドリード