●日本の「どうぶつ」に会いに美術館へ行こう「集まれ!おもしろどうぶつ展」 (2011年07月26日)
子どもたちにとって、身近な動物の世話をしたり、動物園で普段見ることのできない動物の姿を見たり、生態について学んだりすることはとても意義のあることです。また、機械が発明される以前は、動物は農耕や乗り物として人間と共に暮らす存在でもありました。古代の壁画などにも動物の姿がよく描かれています。
神奈川県横須賀市にある、よこすか美術館は、三方を山に囲まれ、北側が海に向かって大きく開けているという、自然を感じられる美術館です。現在ここで、企画展「集まれ!おもしろどうぶつ展」を8月28日(日)まで開催しています。
この展覧会では、「迫真の表現」、「見世物とサーカス」、「夢と楽園」、「どうぶつと芸術家」という、動物が主役となった4つのテーマにそって、幕末・明治から現代までの作品をたどりながら、日本美術の中で動物がどのように表現されてきたのかを探ります。洋画、日本画、浮世絵、彫刻など約70点の多彩な作品から、動物と人間の歴史的なかかわりや動物に対する人間のまなざしなどを感じ取ることができるでしょう。
美術鑑賞の初心者にもより楽しめるように、日本画や彫刻の材料、屏風の形状などについて分かりやすく紹介した鑑賞ガイドを配布しています。また、絵本コーナーや作品と一緒に写真撮影ができるスペースもあるので、夏休みに親子や友だちと楽しく過ごせそうですね。
この企画展の関連事業として、8月7日(日)14時から、講演会「ニホンザルと日本人」が開催されます。日本人にとって身近な存在であるニホンザルは、我々の文化にも深い影響を与えています。縄文時代の遺物、厩サル、猿回し、昔話などサルたちはいろんな場面に登場します。サルと人にまつわる様々なお話を、武蔵大学の丸橋珠樹教授にうかがいます。
美術館は行ったことがない、という方にもぜひおすすめです。私たち日本人がどのように動物と関わっていたか、動物にどんなイメージを抱いていたか、を見せてくれそうですね。涼しい美術館の中の動物園を観に行ってみませんか。
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投稿者 kksblog : 2011年07月26日 08:24