●化学、生物学、物理の国際オリンピックで日本の高校生がメダル受賞 (2011年07月25日)
「第43回国際化学オリンピック」、「第22回国際生物学オリンピック」、「第42回国際物理オリンピック」に参加した生徒が、金メダル等を獲得しました。文部科学省ホームページに、受賞者の詳細等を公表しています。
国際化学オリンピックは、1年に1度開催される「化学」の国際大会です。化学の実力を競うと同時に交流を深めることを目的としており、毎年7月に10日間の日程で開催。参加生徒はそれぞれ5時間の実験問題とりトン問題に挑戦します。
今年はトルコにて、70カ国・地域から273名が参加して開催されました。日本からは4名の高校生が参加し、1名が金メダル、3名が銀メダルでした。
国際生物学オリンピックは、生物学に関心を持つ高校生等を対象としたコンテスト。科学者を育てる、社会における生物学の重要性を訴える、各国の生物教育を向上させることなどを目的としています。
毎年7月に開催され、実験問題と理論問題が課せられます。今年は台湾にて、58ヶ国・地域から229名が参加して開催されました。日本からは4名の高校生が参加し、3名が金メダル、1名が銀メダルでした。
国際物理オリンピックは、物理の国際的なコンテスト。物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的としています。開催国を持ち回りとして毎年開催され、10日間という長い会期の間、選手は理論問題・実験問題にそれぞれ5時間をかけて挑戦するほか、開催国の文化に触れる様々なイベントに参加することを通じて、他の国々からの参加者や主催者と国際的な交流を深めます。
今年はタイにて、85ヶ国・地域 から393名が参加して開催されました。日本からは5名の高校生が参加し、3名が金メダル、2名が銀メダルでした。
将来、世界に通用する科学者、生物学者、物理学者になるかもしれませんね。そしてまた来年、次の世代へと引き継がれ、好成績をおさめる日本の高校生たちが続いていくことが期待されます。
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投稿者 kksblog : 2011年07月25日 23:17