●厚生労働省が行う、平成22年「国民生活基礎調査」 (2011年07月25日)
「国民生活基礎調査」は、保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得ることを目的として行われているものです。
この調査は、昭和61年を初年として3年ごとに大規模な調査を実施、中間の各年については、小規模な調査を実施することとしています。
したがって、平成22年は、第9回目の大規模調査を実施しました。調査対象は、全国の世帯及び世帯員より、無作為に抽出した世帯及び世帯員です。世帯票・健康票・介護票・所得票・貯蓄票を介して調査されました。
世帯票・健康票・介護票に関しては、平成22年6月3日(木)、所得票・貯蓄票に関しては、平成22年7月15日(木)に調査が実施されました。
内容ですが、「世帯票」は、単独世帯の状況、5月中の家計支出総額、世帯主との続柄、性、出生年月、配偶者の有無、医療保険の加入状況、公的年金・恩給の受給状況、公的年金の加入状況、就業状況等についての調査となります。
「健康票」は、自覚症状、通院、日常生活への影響、健康意識、悩みやストレスの状況、こころの状態、健康診断等の受診状況等についての調査です。
「介護票」は、介護が必要な者の性別と出生年月、要介護度の状況、介護が必要となった原因、居宅サービスの利用状況、主に介護する者の介護時間、家族等と事業者による主な介護内容等についての調査となります。
「所得票」は、前年1年間の所得の種類別金額・課税等の状況、生活意識の状況等についての調査、「貯蓄票」は、貯蓄現在高、借入金残高等についての調査です。
こうした調査で、現在の国内の状況をしっかりと把握することは、大切なことですよね。
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投稿者 kksblog : 2011年07月25日 13:12