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二酸化炭素の不思議を学ぶ実験教室 (2011年07月15日)

実験教室1.JPG

6月27日、東京都葛飾区中之台小学校で、6年生35名が参加して体験・質問型理科実験教室「わくわく実験びっくり箱」が行われました。これはヘルスケア・化学メーカのバイエル ホールディングの社員がボランティアとして小学校を訪問し、実験教室を通して科学を身近に感じてもらうものです。

今回の授業のテーマは「二酸化炭素」。まず珊瑚と二酸化炭素の関係にいて勉強しました。珊瑚の殻には二酸化炭素が含まれていて、珊瑚が大きくなることが地球温暖化の抑制に役立っていることを学びました。次に二酸化炭素の性質を調べました。炭酸ガス風船で二酸化炭素が空気より重いことを確認したり、二酸化炭素はとても水に溶けやすいことを理解しました。

そして、水に溶けた二酸化炭素はすぐに溶け出してきてしまうという説明を受けた後、炭酸飲料を使った実験を行いました。炭酸飲料に大量のソフトキャンディを入れると、溶けた二酸化炭素が一気に溶け出します。実際にやってみると、炭酸飲料が噴水のように噴き出してきて、児童はその様子を大きな歓声をあげて見ていました。

最後に日本バイエル代表のハンスディーター・ハウスナー氏が、実験教室の修了書を児童に手渡しました。

日本のバイエルでは2003年からこのような理科実験教室を行っていて、昨年までに全国31校の小学校で実施しました。また、2011年は日本のバイエル100周年の特別企画として、バイエルの拠点がある防府市、尼崎市、甲賀市の小学校各1校と中之台小学校の計4校で、実施されました。


実験教室3.JPG



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投稿者 kksblog : 2011年07月15日 19:27


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