教育家庭新聞社
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アルゼンチンのサンファン州にあるサンファン国立大学自然科学博物館の協力により、恐竜の起源を解明する細心の研究成果を日本で初めて紹介。サンファン州にあるイスチグアラスト層からは、トリケラトプスなどに代表される鳥盤類と、ティラノサウルスなどの肉食恐竜や、スーパーサウルスなどの巨大な植物食恐竜に代表される竜盤類の祖先が発見されています。最古の恐竜がこれほど多く見つかる場所は世界でもほとんどなく、この発見により、恐竜は考えられていたよりもずっと前に多様化していたことが明らかになっています。今回の恐竜展では、サンファンでの発見により恐竜の歴史が大きな変換点を迎えていることがわかるようです。

恐竜が最初に出現した三畳紀後期（今から2億3000年前）の世界がどのようなものだったかを示す初めての機会となります。実物大の骨格、最古の恐竜の化石、多様なワニ類や哺乳類の祖先たちが展示されています。現代の科学的な検証によって、生き物たちの姿がよみがえり、脊椎動物の進化における最も壮大な時もみることができます。

８月２８日まで開催。夏休みは子どもも大人も楽しめる不思議な恐竜ワールドへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

地球最古の恐竜展（札幌）