●いじめを予防するための資料~国立教育政策研究所 (2011年07月08日)
国立教育政策研究所の生徒指導研究センターでは、生徒指導支援資料として、いじめを減らしていくための資料が作成されており、ホームページで公開されています。
資料は2つあり、1つは、「校区ではぐくむ子どもの力」です。
「校区ではぐくむ子どもの力」では、校区内の小学校と中学校が協力し、児童生徒の社会性の育成に取り組むことで、実際にいじめや不登校を減少させることに成功した中学校区の事例が紹介されています。
「校区ではぐくむ子どもの力」の作成の目的は、どのような取り組みによって、成果が上がってきたのか?また、どういった点に配慮すれば、より確かな成果につながるのか?などについて理解してもらえるように、ということでした。「校区ではぐくむ子どもの力」は、児童生徒対象の意識調査の結果や不登校数などの推移を交えながら作成されています。
もう1つの資料は、「子どもの社会性が育つ『異年齢の交流活動』」です。
「子どもの社会性が育つ『異年齢の交流活動』」は、以前にあった「『社会性の基礎』を育む『交流活動』・『体験活動』~『人とかかわる喜び』をもつ児童生徒に~」が、加筆・修正されたものです。
「『社会性の基礎』を育む『交流活動』・『体験活動』~『人とかかわる喜び』をもつ児童生徒に~」は、文部科学省よって委嘱されたものでした。内容は、学校や地域社会等で育まれにくくなっている児童生徒の社会性について、そして、具体的な育成方法について、検証、学校関係者に役立つようまとめられたもので、加筆・修正により、学校関係者の方々が活用できるよう工夫されています。
事例などは、具体的でわかりやすいですよね。
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投稿者 kksblog : 2011年07月08日 14:25