●今、正しく原子力を知る eラーニング講座:これでわかる!放射線の基礎知識 (2011年07月14日)
東日本大震災によって引き起こされた、福島第一原子力発電所の事故は、福島県やその近隣の県を中心に影響を与えています。大気中の放射性物質の飛散をはじめ、農畜産物への影響、飲料水の汚染への懸念など、特に被爆の影響を受けやすいとされる子どもをもつ親は、日々のニュースに不安を募らせています。
NTTラーニングシステムズ株式会社は、放射線に関する基礎知識や生活に与える影響などをわかりやすく開設したeラーニング講座「これでわかる!放射線の基礎知識」を7月7日(木)より開始しています。ベクレル、シーベルトといったこれまで耳にする機会のなかった専門用語をはじめ、原子力発電所の仕組みなどについて、イラストを使った解りやすい解説で学ぶことができるようになっています。
この度の事故で、報道などで原子力に関するさまざまな用語が使われていますが、放射線、放射能、放射性物質といった言葉についても、どう違うのかが分からず、ニュースを聞いても、新聞を読んでも、ネットで調べても今ひとつ理解できない、そのために不安が拭えないという人が多いでしょう。この講座では難解な用語もストレスなく理解できるよう設計されており、また生活の中で疑問を抱きやすい事項についてQ&A形式で解説されています。
監修者は、財団法人 仁和会総合病院勤務の医師、山﨑統四郎氏です。放射線医学総合研究所の名誉研究員でもあります。受講の申込は、1人からでも企業単位でも可能です。申し込んでIDを取得しますが、まとめて申し込むことによってIDの1つあたりの値段は割引になります。有効期限はID払い出しから2ヶ月です。Webサイトから、またはeメールで申込ができます。この講座の収益の一部は、東日本大震災の義援金として寄付されることになっています。
政府や電力会社に不信感を抱くことは簡単ですが、責めてばかりいても自分や家族の安全は守れません。何が危険で、どこまで大丈夫なのか、自分たちで確かな知識を身につけることが今の私たちには大切なのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2011年07月14日 10:03