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純国産次世代スーパーコンピュータ「京」 性能ランキングで第1位を獲得! (2011年06月30日)

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独立行政法人理化学研究所と富士通株式会社が共同で開発中の次世代スーパーコンピュータ「京(けい)」が、独ハンブルグで開催されたISC'11(International Supercomputing Conference)において、スーパーコンピュータ性能ランキングTOP500で第1位を獲得しました。

今回、TOP500リストに登録した「京」のシステムは、現在整備途中段階のもので、672筐体(CPU数68,544個)の構成です。LINPACKベンチマークでは、世界最高性能の8.162ペタフロップス(毎秒8,162兆回の浮動小数点演算数)を達成し、TOP500リストの首位を獲得。また、実行効率93.0%と高水準の記録を打ち出しました。

これは数万個におよぶCPUとそれらを相互に接続するインターコネクト、これらハードウェアの性能を極限まで引き出すソフトウェアの全ての技術が結び付いて実現できたものだそうです。

「京」は、2012年の完成時にはLINPACK性能で10ペタフロップスを目指しており、さまざまな計算科学の分野において広く利用されることで、世界最高水準の成果創出に貢献することが期待されています。

さらに、全て日本国内で完成させた純国産スーパーコンピュータである「京」の活用で、シミュレーション精度や解析計算速度が飛躍的に向上し、例えば、高効率な太陽光発電に資する新材料開発の加速、防災計画に資する精密な気象予測や地震・津波影響予測など、産業応用から国土・国民の安全に関わる幅広い分野において大きな貢献が期待できそうです。

今後、「京」がどのように進化していくか注目の的になりそうです。子どもたちにも未来あるニュースとして伝えてあげてはいかがでしょうか。

スパコンの世界ランキングTOP500における「京」コンピュータの1位獲得について:文部科学省
京速コンピュータ「京」が世界1位に|理化学研究所



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投稿者 kksblog : 2011年06月30日 17:00


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