KKSブログ: 文部科学省からの、熱中症事故等の防止についての依頼

熱中症事故の防止について、例年、各学校においての対応があるにも関わらず、学校の管理下における熱中症事故が発生している状況にあります。特に、昨年度は、非常に厳しい暑さによっての熱中症事故が、多数発生しました。

また、今年の夏は、節電に係る取り組みが強く求められていることも踏まえて、例年以上に熱中症事故の防止のための適切な措置を講ずるようにと、文部科学省からの依頼文がホームページに掲載されています。

学校の管理下における熱中症事故は、ほとんどが体育・スポーツ活動によるもので、それほど高くない気温（２５～３０℃）でも、湿度が高い場合に発生しています。

こういった場合、適切な措置を講ずれば、十分防ぐことが可能となります。

熱中症対策については、各機関がマニュアルを作成しており、独立行政法人日本スポーツ振興センターでは、平成２３年２月改訂版の熱中症事故を防止するための「熱中症を予防しよう～知って防ごう熱中症～」が、ホームページに掲載されています。

また、環境省では、平成２３年５月改訂版の「熱中症環境保健マニュアル」が、ホームページに掲載されています。

文部科学省では、そういった各マニュアルも参考に、地域の実情に応じた、適切な対応によって、その趣旨を徹底するよう配慮をお願いしています。

熱中症対策、個人でもできるよう、マニュアルに目を通してみたいですね。

教育家庭新聞社
教材はこちら